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ラストBC・栗駒山須川

4月最終日。この日はバックカントリー・ラストアタックと決めていた。行き先は栗駒山須川。



勤務明けで栗駒を目指す。



花が散る並木道を通過。



初めて奥州湖湖畔を通る。



以前、イヌワシらしき鳥を見かけたポイント。旧祭畤大橋。



ゲートを通過し山中へ。



駐車場到着し、急いで準備に取りかかる。



12時半、ハイク開始。リミットは15時駐車場着。



先行者の足跡をトレースする。



今回は時間もないため、滑走開始時間を14時半と決め、それまで行けるところまでハイクする。



今シーズン最後のバックカントリーと位置付けているため、単独アタックとした。



理由は、ラストの雪山で一人の時間をゆっくり過ごしたいから。



今季もいろいろなスキー場や雪山を滑り、様々な人達と出逢い、スキーは素晴らしいなと感じることが出来た。



名残惜しいが雪山のシーズンが終わろうとしている時、最後は一人雪山の時間を味わいたいと思った。



道はどこまでも続く。
あのときのイヌワシなのか、鳥が優雅に空を飛んでいる。



栗駒山頂付近は地肌が出ている。



いろいろ考えたいこともあったが、いざ雪山に入ると無心でハイクを続けた。



間もなくピークに到着。この頃から薄い雲が晴れはじめる。



途中、昭和湖が見える。



ピーク到着。今回は昭和湖西側の尾根。



次回アタックするときのためのリサーチも兼ねていたため、須川全体を見渡せるこの地を選んだ。



いつかは彼処へ。



火口と思われる。噴火の際はここか、栗駒山北側の窪地を中心に警戒エリアが決まるのだと推測する。



荷物を降ろし、周辺を散策する。
すると、昭和湖の南側にもう1つ小さな火口らしき場所がある。



ラストライドはこの斜面に決定する。距離は短かいと思われるが、先が見えない斜度が滑走意欲を刺激する。



準備を済ませ、いざ滑走。今季ラストであり初見の斜面。滑走前、緊張する。



ドロップ。ノールを越えると斜面の全体が見渡せる。



クラックやストラクチャーは回避可能である。



一気にボトムへ。そして、フィニッシュ。



一人誰もいない場所。照りつける太陽が眩しかった。



周りを見渡すと、その地形から噴火口なのだ理解する。



栗駒は火山なので即座にその地を後にする。



トラバースしていると、とある集団に遭遇する。



スノーボードのプロの方とアテンドされている人達であった。



「夏油ローカル」を名乗ると、Captain-A、T君、Manaの名前が次々出てくる。夏油はレベルが高いスキーヤー、スノーボーダーが多いと絶賛していた。
その集団と共に下山する。



途中、栗駒御沢5番を滑ってきたテレマークの方々と出逢う。




さらに下山中のハイカーと出逢い、須川の素晴らしさを教えられる。



無事下山。すると駐車場で見たことある男性が近付いてくる。裏夏油チバさんであった。前日から須川入りし、滑ってみたいと思ったあの斜面を滑走してきたとのこと。



斜面についていろいろ聞きいていたが、ゲート閉鎖時間が迫ってきたのでメンバーの方々とクルマで新湯ゲートを目指す。



チバさんらと祭畤で別れ、奥州湖で夕陽を見ながら一息つく。



今シーズンほとんど会わなかったのに、今季最後のバックカントリーでこの男と会うとは…。



最後に、八甲田、栗駒、月山・湯殿山で共に登ったみなさん、そして、出逢ったみなさん、本当にありがとうございました。



またいつの日か笑顔でお逢いしましょう。
合言葉は「ヤッホー!」で。
ではまた。

月山③ 湯殿山東斜面ラストアタック❗



今季3度目の湯殿山を目指す。



今回は夏油ローカルスキーヤーTAGU君から栗駒あたりのアテンドを依頼され、コンディションを判断し湯殿山を選択する。
TAGU君にとっては初月山・湯殿山。TAGU君の同級生SURUGA君も含め3名でのアタック。



天候は快晴。気温は低めだが、風が若干強めに吹いている状況。



夕方から用事があるため、復旧したばかりの月山リフトとTバーリフト二基を乗り継いで姥ヶ岳山頂を目指す。



初月山のTAGU君は絶景に感動している。



ここが故障していた支柱。



リフト山頂に到着。



久々に月山の看板の前で撮影できた。



その後はTバーリフト。



あっという間に姥ヶ岳山頂到着。



帰宅時間が決まってるためハイクに費やす時間は無かった。
しかし、TAGU&SURUGAに月山と金姥直下のビッグボウルだけは見せたかったので姥ヶ岳まで連れていった。



滑走準備を済ませる。



木道を通り…



姥ヶ岳北斜面を目指す。



斜面に到着し、滑走準備。



湯殿山に向かって滑走する。



雪質はクラストだったもののスキーであれば充分楽しめコンディション。



広大な斜面にスキーヤー3人が各々ターンを刻む。



当初、湯殿山北側の稜線をトラバースする予定だったが、クラックが入りルートが破綻しているため、石跳沢を滑走し湯殿山南側ルートに変更する。



斜度がないため3人で滑走。



しかし…。



広大な斜面で他に人がいないことで、かえって周りへの配慮や注意がなくなってしまった。
次回からはしっかりとメンバーの動向を注視し、しっかり指示し、リスク管理をしたいと思う。(※CAPTAIN-Aが単独行動する理由を少し理解できた気がする。)



とりあえず、無事ボトムに到着し休憩を済ませる。
ここで以前実際に私が経験した沢転落した人への単独救助の方法を教える。いろいろな方法があると思うが、今回はプーリーを使ったつるべ式。
単独の場合は、マンパワーに限りがあるので道具を活用し救助する必要があると思う。(足場が雪、斜面のためなかなか大変です。スノーボードの場合は板を外す必要があり、坪足となるとロープや器具の設定もままなりません。一度、実地訓練することを奨めます。)



レクチャーを終え、ハイクに取りかかる。



二人とも若いので、あっという間に稜線まで辿り着く。



初見のTAGU君はこの絶景に興奮を隠せないようだった。
今回は怪我をしているため連れてこれなかった奥さんに「いつか見せてあげたい。」と話しており、彼の優しさを垣間見れた。



前回、確認できたニセピーク付近のクラックがさらに広がっている。



クラックの深さは約2~3メートル。



ルート破綻すれば、湯殿山山頂へのアクセスはかなり困難なものとなるだろう。



この日が私にとっての湯殿山ラストチャンスである。



無事、山頂到着。



早速、滑走準備に取りかかる。



二人とも手際よく準備していた。



流石、諸先輩たちといろいろな山々をアタックしてきた二人の経験値が伺える。



準備を終え、滑走斜面についてSURUGA君がTAGU君にレクチャーする。私がそれに補足する。



そして、TAGU君から滑走。
ウズウズして興奮している。



そして、ドロップ。



フリースキーヤーらしい下半身をしっかり曲げたスタイルでぐんぐん加速し、足元でスピードコントールしながらボトムへと消えていく。



2番手はSURUGA君。



ドロップ。



彼は、前回とは違うライン取りでライディング。前回よりもいい滑りを見せていた。



そして、私がドロップポイントに立つ。
アテンドしてきた後輩二人が見ているのでいつもより緊張する。



ドロップ。



斜面に深く刻まれた二人のラインが現れる。



ラインが被らないようにオープンまで直進する。



あとはスピードに負けないようにターンを続ける。



あっという間にボトム到着。
TAGU&SURUGAが発狂しながら待っていた。



今年最後の湯殿山滑走を終えた。
空に浮かぶ太陽が眩しかった。この斜面は何度でも滑走したいと思えるほど、最高である。



今回も湯殿山サンセット滑走に向かっている蔵王sangoro・KIKURINに連絡を取ってみると、間もなくネイチャーセンター到着とのことだったので急いで向かう。



TAGU&SURUGAは兄弟のように仲良く会話しながらトラバース。



2箇所、スケーティングするのみでネイチャー到着。



笑顔のTAGU君。



笑顔のSURUGA君。



すると、アルファードから二人の男性が降りてきた。



KIKURIN。



WJ。



さらにMiChanが降りてきた。



さらに車内には…



魔神Booちゃん、TOMOちゃんがいた。



TAGU&SURUGAは、KIKURINチームに挨拶し湯殿山の話題で盛り上がっている。



スキー道具を地面に降ろす。



ネイチャーから駐車場までKIKURIN Carに同乗させてもらう。
KIKURINチームがこれから向かう湯殿山サンセットライドは格別なのだろうと思いは馳せるが、来年の楽しみに取っておいた。
KIKURINをはじめ、WJ、MiChan、魔神Booちゃん、TOMOちゃん、ありがとう。(※WJ、ごめん。写っていなかった…。)



ネイチャーに戻り、TAGU&SURUGAと合流。皆、笑顔で帰路に就くのであった。



今回のトリップで感じたことは、後輩とのセッションからいろんな事を学び、自分に取り入れ、共に切磋琢磨していきたいということ。



後輩スキーヤーに技術を伝えることは私には出来ないが、雪山とスキーを楽しむ姿はいつまでも彼等に見せていきたいと思った。

月山② 湯殿山東斜面・再会



湯殿山を再びアタックへ向かう。



今回は夏油ローカルスキーヤー・SURUGA君からの要望を受け、栗駒か湯殿山か悩んだが検討した結果、湯殿山に決定。



今回は蔵王sangoro・KIKURINチームと合流する。前日、KIKURIN、MiChanは湯殿山をアタックおり、その情報を基に行き先を決める。



道の駅にしかわで待ち合わせ。
到着してみると、KIKURIN、MiChanの他に初顔合わせとなるチーム仲間のTAKAHIRO君、魔神Booちゃんも合流し、総勢6名のパーティーとなる。



ネイチャーセンターに一台停車し、駐車場へ。



駐車場到着し、準備に取りかかる。
この日の天候は快晴。C判定にもかかわらず微風。
山のコンディションは実際現地に赴いてみないとわからないものである。



MiChanの知り合いのBIG TIMEのツアーもあり、月山をハイクする群れが出来ている。



KIKURIN、MiChanの前日の疲れを考慮し、今回は最短ルートの姥ヶ岳5番を石跳沢まで下ろし、湯殿山南側をハイクする行程とする。



KIKURIN、TAKAHIRO君は先行し、MiChan、魔神Booちゃんの女性陣がその後に付き、私とSURUGA君が殿となる布陣。



途中、スキー達者なご夫婦と出逢う。
旦那さんが履いていた最新のG3の板が印象的。非常に軽く張りがしっかりしていた。



早々に5番ピークに到着し、KIKURINがリードとなら滑走する。



5番はクラックも無く、快適な滑走だった。



ボトムで休憩。
その時間を使い、PIEPS・アイプローブの展示、スタティックロープ(ザイル)の基本結索(フィギュアエイトオンアバイト、変形もやい)の講習を皆で行う。
事故発生時の二次災害防止のために確実な結索を。



(※スタティックロープは、普通のナイロンロープのように表面の凹凸が無く、ノット部が滑りやすい性質です。荷重がかかった場合、通常の結索方法では解けてしまう恐れがあるので、緊急な状況でのスタティックロープの結索には注意が必要です。
なお、フィギュアエイトオンアバイトのノットの破断強度は約90%。
もやい結びは広く知られていますが破断強度が約60%しかなく、さらに荷重がかかっても解きやすい結索方法なのでスタティックロープの場合は非常に解けやすいです。そこで人を確保する場合はスタティックロープの端末を解けにくく処理する必要があります。)



楽しいモグモグタイムを終え、ハイクに取りかかる。



シール、スノーシュー、それぞれ登りやすいルートで稜線を目指す。



この青空に心も躍る。
初湯殿山のSURUGA君はこの絶景に感動していた。今回の行き先を月山したのは彼の喜ぶ姿が見たかったからである。



青空のブルーと雪山のホワイトが絶景を鮮やかに際立たせ、私たちに感動を与えてくれる。



テレマークの一行も山頂を目指す。



その中に前回お逢いした宮城のテレマーカーの方もいて、その再会を喜んだ。



そして、無事、湯殿山山頂到着。



前日夕方にサンセット湯殿山をアタックしていたKIKURIN、MiChan、本当にお疲れ様。車中泊し、2日連チャンは本当にスゴい。



先程のテレマーカー一行も無事到着。



ある者は食事、ある者は斜面のコンディションの確認と滑走ルートの考察をする。
各々がゆっくりと滑走準備に取りかかる。



全員の準備が整い、記念撮影。



ドロップポイントへ移動する。



第1滑走者に夏油ローカルSURUGA君を指名する。



かなり緊張と興奮が混ざりあっていたようだが、実にいい滑りを皆に見せていた。
しっかりとリード滑走の使命を果たす。



次にKIKURINチームのメンバーを滑走させ、最後に私が滑走するつもりだったが、SURUGA君の滑りを見て2番滑走に名乗り出てしまう。



今季2度目であったが、やはりピークに立つと緊張する。今回は見せる滑りを心に決め、スピード重視で滑走する。そして、ドロップ。



ドロップし、クラウチングをとり滑走序盤にスピードアップさせる。



以前、裏夏油ツアーでクラウチングを組んだ以来であったが、この斜面でクラウチングを組むのは度胸が要る。



あとは広大な斜面を心の赴くままに滑る。



どんなターンをしたか覚えていないが、圧倒的なスピードだけは覚えている。



クラック帯。複数のクラックが点在している。



最後のボトム部は流石にブレーキスノーだったが前回ほどではない。



そして、フィニッシュ!
自己最速の1分11分。



先行していたSURUGA君とこの興奮を分かち合う。



その後は、TAKAHIRO君。



魔神Booちゃん。



MiChan。



そして、オオトリはこの人。



今回のツアーリーダー。



KIKURINが熟練した素晴らしい滑りで締め括る。



無事全員が滑走を終え、ボトムに私たちの歓喜の声がこだまする。



皆がそれぞれの滑りを讃え合い、自分の滑りに満足する。



中には。



悔やむものも居たが、その転倒もこの斜面をアグレッシブに攻めた結果である。



それも良き想い出。
この斜面はいつも待っていてくれる。リベンジに期待する。



記念撮影。



見上げると青空が広がっていた。



ネイチャーセンターへと向かう。



スノーボードも板を脱ぐことなく無事到着する。



気持ちが高揚しており、板を外した後もその足取りは軽かった。
湯殿山・三郎さんツアーも来ていた。久々に三郎さんにお逢いしたが、相変わらず顔は黒く、笑顔が眩しかった。いつかまた一緒に滑りたいと思う。



全行程終了!



今回のツアーを共にした板たち。
最高な想い出にするためには思い入れのあるギアも大切。



月山を下山し、KIKURINオススメの西川の蕎麦を食す。
老舗の蕎麦は旨かった。
滑走後のフォローをしっかり押さえているのは、さすがローカルである。



最高な湯殿山だった。

月山① 湯殿山東斜面ファーストアタック❗



今シーズンの締め括りに湯殿山を目指す。



今季、月山スキー場はリフトが故障し修理中のため、営業開始しているがリフトは使えない状況であった。



復旧の目処は4月下旬。観光協会に問い合わせてみると道路の除雪は終わっており、予定通りスキー場開きは行うとのこと。



神事は執り行うがスキー場はリフト無しでの営業となる。
重機に気をつけ、ハイクして滑走して良いと回答を得る。



そこで今回は湯殿山単独アタックを決行した。



月山スキー場の天候は快晴。前日の新雪が若干積もっている。
ブレーキ雪の可能性は否めなかったが景色は真冬を思わせるような白一色である。



リフトが動いていない影響か、スキーヤー、スノーボーダーは少ない。



それでも出逢いは必ずあるもの。
関東から2日間で月山に来ていた3名のスノーボーダーと出逢う。
初日ということで軽くハイクしてゲレンデを滑走するとのこと。



みな、有資格者でインストラクター。仲間の合格祝いで月山トリップとは喜ばしい。自分もクラウン合格して、スノーボードを解禁したことを思い出した。



次に出逢ったのは5名のテレマーカー。年金で楽しんでいると話していたが、定年を過ぎて雪山を楽しめる身体であることが素晴らしい。
自分はその歳で雪山を滑っていられるか正直自信がない。



中でもリーダー格の男性はアグレッシブであった。後日、この湯殿山で再会することになるのだが。



今回は姥ヶ岳4番をチョイス。



以前、エボシ加藤氏、蔵王sangoro920氏ら総勢30名のメンバーで湯殿山をアタックしたときと同じ ルートを辿る。



遠い記憶を基に4番ピークに辿り着く。



ピークからは正面に湯殿山が鎮座している。あの斜面を滑るためにこの月山までやってきた。
それにしてもいい斜面だ…。



まずは姥ヶ岳西斜面4番。
私にはまだ狭く感じるが、それでもビッグバーン。軽快に滑走。
下見が出来ないため、地形を目視で確認しながらターンを刻む。
途中、クラックがあり、斜面の斜度が無くなるとともにブレーキスノー。



4番の滑走を無事終えた。振り返ってみると、この斜面の面白い地形がまた滑る意欲を掻き立てる。



石跳沢を越え、湯殿山を目指す。



シールを再び貼り、ハイク開始。



南側の稜線ひとつ手前を直登する。



姥ヶ岳1~6番までの斜面が並んでいる。個人的には2番、3番を滑走してみたい。現在のところ、3番と4番の中腹にクラックが入っているのみである。



石跳沢も万全な状態。姥ヶ岳から湯殿山は問題なくツアー可能。



斜面の直登は慣れれば、左右に振らないほうが板がズレにくく、最短距離となるのでおすすめである。
クランポンがあれば装着すると更に良いと思う。



稜線に合流する前に木陰で小休止。
乾いた喉を潤す。



稜線に出る。



湯殿山東斜面がその姿を現す。
稜線から望む斜面は、斜度が際立ち、その圧巻の迫力に武者震いが全身を覆う。



そこへ現れた若きフリースキーヤー二人組。
はじめは山形の丹野ミッキーに間違えてしまい声をかけてしまう。ミッキーに間違えてしまったのは、その容姿が似ている米沢のヒロシ君。ヒロシ君はクラウン所持者であり、現在はエボシ蔵王をフリーに滑っているスキーヤー。宮城蔵王の半田譲さんツアーのテールガイドも務める強者である。
もう一人は東根のコウキ君。夏油ローカルのOZ君と同じレーサーあがりのフリースキーヤーである。バックカントリーははじめてでヒロシ君に同行してきたとのこと。初めての斜面が湯殿山であることは、バックカントリーを知る上で最高だと思う。



その二人と稜線を話ながら進む。彼らは山頂手前のピークからドロップするとのことで、ここで別れ私は湯殿山山頂を目指す。



無事、山頂到着。
やや雲に覆われ太陽は隠れているが、視界は良好。昨年のような全面ブレーキ雪という最悪な状況は回避出来ると思われる。今、考えるとWJ君は運が悪いのか…。



それにしても、フラットで白い斜面は美しい。同時に絶対に転倒出来ない緊張もある。単独アタックは全てが自己完結。



「ノリノリ。」
普段の私もそうであるが、自分以外の人が一緒にアタックするので心強く、出来てしまうのではないかと勘違いしてしまう。注意も疎かになり、普段以上のオーバースピードになることも度々ある。
しかし、単独アタックは気持ちに勢いづく複数でのアタックとは全く異なるのである。



今回は単独であるが、単独、複数それぞれのメリットとリスクがあることを再認識することができた。



斜面の状況を確認しながら滑走準備にとりかかる。



ドロップポイントに立つ。
眼下には広大なバーンが広がる。
滑る前に一息つく。
その後、太陽と山々への挨拶…。



私は滑るルートを決めないで滑走している。バックカントリーでは瞬時の判断が要求されるため、情報として地形やストラクチャーを頭に入れるが、あとは五感を信じて滑っている。自分を解き放ち、本能の赴くままに。



ドロップイン。
真っ白な広大な斜面が両目に飛び込んでくる。私がどれだけ大きなターンをしてもこの斜面は受け止めてくれる。



スピードが出て、まるで低空飛行しているみたいである。



中腹からは巨大な沢地形に変化。小クラックも複数あった。そこを通過し、一気にボトムまで滑走。



無事、滑走終了。
先に滑り終えていたヒロシ君、コウキ君が待っていて、共に悦びを分かち合う。



斜面の残り4分の1はブレーキスノーだったが、この時期には珍しい白銀の世界と斜度から生まれるスピードを堪能することができた。




やはり、湯殿山のこのロケーションと滑走感は圧巻である。



帰路に就く。
石跳沢から駐車場まで登り返す行程であったが、ヒロシ君、コウキ君の御厚意によりネイチャーから山頂まで同乗させてもらうことにした。



スキーライフについて語りながらネイチャーを目指す。



熊出没ポイント。



崩落ポイント。



無事、ネイチャー到着。



スキーを担いで、ヒロシ君のクルマまで移動。



道具を載せる。



そして、3人で駐車場まで移動。
ヒロシ君、コウキ君ありがとう。



駐車場に到着し、二人に御礼と夏油の営業を済ませ帰路に就く。
純白の湯殿山の斜面に自分のターンが刻まれていた。



広大な自然の中で一人で登り、滑る楽しさとリスクの再認識、そして、人との出逢いの大切さを学んだ湯殿山であった。

栗駒⑤ 運の尽き



水芭蕉が咲いている。



快晴の栗駒へと向かう。



今回のゲストは、蔵王sangoroのワジくん。



夏油へ向かっていたワジくんから連絡があった。私が栗駒へ向かう旨を伝えたところ、同行したいということで途中で引き返し合流した。



いこいの村駐車場で準備していると、ドローン撮影する方々と出逢う。



ドローン撮影班とわかれハイクを開始。



東栗駒ははっきりと確認できる。



前回の栗駒でルートロストを懸念し、いつものルートから早めに真湯沢ボトムへとルート変更する。



前回滑った1枚バーンと沢地形が現れる。



さらに真湯沢のボトムを進む。



いわかがみ平に到着。



週末に開放予定であるが、今日にもオープン可能な状況である。



レストハウスの準備車両も停車してある。レストハウスのおばさんたち、元気だろうか?



小休憩を挟み、さらに真湯沢を進む。



塩ビパイプを繋げてスキーを作成した登山者と出逢う。山頂は風が強いとのこと。



真湯沢源頭。



栗駒山本体がはっきりとその姿を現している。



本体裾野のブッシュ帯を大きく迂回する。



栗駒山北側大斜面はやはり広大だった。



1番大日沢も雪のコンディションが良さそうに見える。



御沢からの復帰ルートも辛うじて繋がっている。



無事、山頂到着。
さすがワジくん。スノーシューでもペースが早く、疲れ知らずである。



山頂部の融雪が例年より早く感じる。



稜線の登山道も既に現れている。ブーツが泥まみれになりながら、登山道をドロップポイントまで進む。



3番御沢は滑走可能。



5番も滑走可能な状況である。



ドロップポイントに到着し、早速滑走準備に取りかかる。



しかし、準備中にガスが発生し、みるみる間に視界不良になる。



視界は約5メートルまで悪化する。



ワンチャンスを期待して30分待機。



長時間の待機も虚しくガスは一向に晴れない。遭難をも覚悟する。



そこで山頂へと引き返し、ハイクルートである栗駒山北側大斜面~真湯沢ルートの滑走へと変更する。



山頂を下るとガスが次第に晴れた。



雪質とスピード感は上々。
楽しく滑走する。



やはり山頂は濃いガスに覆われたままである。



真湯沢へと移動する。



真湯沢を滑走する。



クラックを飛び越えてみたり、前回も楽しかったボトム地形を滑走する。



ワジくんも沢地形を楽しんでいた。



東栗駒を見つめる一人のスノーボーダー。



無事、到着。



あんなに晴れていた栗駒山頂が一変。遭難するほどの視界不良となるとは。



しかも、滑走斜面の確認を終え、ドロップポイントで準備している時にホワイトアウトしてしまうとは…。
ワジくん、本当にツイていない。
来年、リベンジしよう。



山の姿はさまざま。
人の生きざまもさまざま。
夕焼けの栗駒を見ながら、ふといろいろなことを思うのであった。

八甲田・高田大岳



OZくんと八甲田を目指す。



天候は晴れ。日中は気温が高くなる予報であったため、少しでも気温が低い八甲田を目指す。



八甲田手前のコンビニで朝食と食料補給を済ませる。今日の朝食はカップヌードル。



八甲田に突入。
気温は-2℃。



auスマホはここから電波が途切れるため航空機モードに切り換える。



前回アタックした雛岳に到着。チェックするが、雪質がクラスト、バーンにクラックが確認できるため、ここはパス。高田大岳へ移動する。



高田大岳の麓、谷地温泉に到着。



昨夜、二人ともあまり眠れなかったため、ここで一息つき、ゆっくりと準備に取りかかる。



ハイク開始。



広葉樹林に突入する。



倒木。



さらに進む。



針葉樹が混ざり始める。



すると、山頂がガスに覆われた高田大岳が姿を現す。



山頂は見えないが、広大な滑走斜面ははっきりと確認できる。



ここで念願の太陽が顔を出す。



下界を見渡す。



その高田大岳の姿に歓喜する。



この日は午後から晴れる予報であるためゆっくりと時間をかけてハイクし、天候が回復してからアタックするスケジュール。



そのため、ここで景色を観ながら小休憩。



ハイク再開。



中腹。



我らの後方から追手が迫る。



合流。



抜かれる…。



そのハイクの力強さと出で立ち、かなりの強者と思える。
しかも、胸にはSAJのバッチが。
今季はBSAスキーの神様・平沢さん、関さん、大船渡・キクチさんとの出逢いもあり、また湯殿山山頂では湯殿山・三郎さん、雫石・松ノ木さんらとかなりの確立で出会うので、またまたスキーLEGENDかと思われた。




その方は「モヤヒルズのほらふき爺」ことコジカさん。御歳、なんと82歳。



この歳で高田大岳を登るLEGENDだった。
SAJのバッチは拾ったものだそうで、彼曰く、「俺はノーマーカー❗」



ノーマーカーだろうが、私には本当にカッコ良くみえる。
彼は前立腺ガンを患っているらしいが、雪山とスキーを愛する背中がそう感じさせる。
彼がピークを目指すということで私達も同行する。



山頂はやはりガスに覆われている。



ピーク到着。
御詣りを済ませ、3人で記念撮影。コジカさんのカメラは「写るんです」。



ピークからドロップポイントまで移動する。



すると



ガスに晴れた。



ピーク。



下界。



しばし、その圧巻の景色に見とれてしまう。



コジカさんの話を聞きながら食事と滑走準備を済ませる。



その時、ガスが覆いはじめる。



時期を逸してしまったようだ。



30分ほど待機した時、一瞬太陽が差し始めた。



滑走開始。
雪質は硬めのザラメ。
視界はあまり良くない。



徐々に視界が良くなる。



視界良好へと変わる。



ここからはサイドカーブのみでターン開始。



雪面が確認できるため、このビッグバーンでのスピードは最高潮へ。



無事、フィニッシュ。



斜度は思っていたほどではなかったものの、この広大なバーンでのスピード感に酔いしれた。



OZくんも太陽に照らされた中、最高な滑りを見せ滑走終了。



滑走終了とともに高田大岳は再びガスに包まれた。



帰路は木々が疎らで快適なツリーラン。



谷地温泉に無事戻る。



さすがに睡眠不足な二人は疲労困憊。ゆっくりと後片付け。



疲れを癒すため酸ヶ湯温泉へ。



あと二人の言葉に誘われるまま大浴場へと進む。



いざ、酸ヶ湯❗



目が痛かった…。



化粧落としが使えず、日焼け止めを落とせないまま入浴終了。



えぼし蔵王に通っているというスキーヤー親子と会話しながら着替えを済ませ外へ出る。



外は雪が降っていた。



G3のニューモデルがずらり。



途中、黒石でナンカレーを食し、高速で帰路に就く。カツ丼が食べたかった…。
OZくん、来季はカツ丼!



途中、パトカーと覆面パトカーの連係プレーで捕まる車両を横目に南下する。



空には今年最後の白鳥が飛んでいた…。



OZくん、いつもありがとう。
高田大岳は、今も昔も私にとって八甲田一最高な斜面である。

栗駒④ 真湯沢・ハードクラスト

4度目の栗駒へ。



夏油か栗駒か迷う天候。
てんくら予報はC判定。前日の低気圧通過に伴い、気温が低く風が残る状況。



栗駒に賭けてみた。



ハイクしてみると無風。雪質も表面がシャーベット様。



休憩を挟みながらゆっくりといわかがみ平を目指す。



道路の除雪はほぼ終わっていて、重機がいわかがみ平に停車している。



いわかがみ平に到着。気温が低いため、前日までの融雪による雪解け水が凍結し、駐車場一面が氷で覆われていた。



この頃から風が強まり、雪も降ってきたため避難小屋で待機する。
暖をとりたいところだったが、着火する道具を持ち合わせていなかったため、ラジオを聴きながら早めの食事を摂った。



体が冷えてきたためハイクを開始する。栗駒本体は見えないが、東栗駒ははっきり確認出来る。



ここから雪面状況が変わり、ハードクラスト。前日、風で叩かれた雪面は凹凸のある氷様になっていた。



スキーヤー一行と出逢うが、その雪面状況から転倒する方もいた。



実は、このスキーヤーが減速出来ず、私に危うく突っ込んでくるところだった。



その状況を考慮し、栗駒本体を諦め東栗駒へと向かう。



新雪が表面にさらりとのっていたが、ハードクラストは変わらず。



東栗駒だけでも滑りたかったが滑落の危険が高かったため、ここでハイクを終了。本日の到達点とした。



ハイクルートを引き返し、真湯沢を滑走する。



ここは雪質も良く、地形もあり楽しく滑走出来た。地形での当て込みやギャップで跳ねたりと遊べた。



その後はツリーランとなり、駐車場まで戻る。



雪山の難しさを感じたが、それもまた一興。その中にも楽しさを見つけることができた。今回は特別な栗駒となった。

栗駒③ 4番御沢・東栗駒大斜面



栗駒へ再び向かう。
勤務明けであり、さすがに疲労感はあったがあの斜面を滑りたい気持ちが高かまっていたので栗駒を目指した。



快晴、無風、ザラメ。
駐車場に到着し準備を済ませる。
ハイク開始は11時。かなり遅めの出発となった。



相棒は今回もSALOMON Q-LAB。
硬くて重いのだが、滑走能力がとても高く、ザラメ~ハードクラストまで様々な条件を難無くこなしてしまう板である。



雪の回廊は完成間近。



いわかがみ平までの除雪も着々と進行しており、例年よりも早く完了しそうである。



東栗駒の状況であるが第1ストレートの上部クラックがこの2日間でかなり広がっていた。また第3ストレート上部のルート破綻が確認できた。



東栗駒は大斜面を残すのみとなる。
そこで、今回の滑走で大斜面下部の雪屁斜面とボトム部の確認を行う。



いわかがみ平に到着。
いわかがみ平まで1時間を要した。暑さなのか板の重さなのか、それとも疲労なのか、なかなか足どりが重い。



いわかがみ平までのルート上の雪も2ヶ所で切れそうである。次回からはその場所では板をはずして歩くか、ルートを真湯沢に変える必要がある。



真湯沢の両岸のクラックも広がり始めている。



A判定だったが、この日の入山者は私を含めて5名。
準備中に下山してきた単独登山者と私、ここで出逢った千葉からのツアー3人組のみ。



この3名のスキーヤーは毎年この季節を狙ってくるとのことだが、今年は例年に比べて雪が少ないと話していた。



やはり、先月の大雨が影響したのだろう。このパーティーと別れ、山頂を目指す。



ブッシュが1日1日と日を追うごとに濃くなっている。



真湯沢源頭に差し掛かる。
栗駒山本体が青空の下、美しく鎮座している。



その斜面には一昨日の私のラインとともに無数のラインも刻まれていた。
マッハSSさん、Mさん、八幡平SSさんら各グループのラインと思われる。



中央登山道を途中まで使うが、雪が切れているためブッシュを掻き分け北側大斜面へ向かう。



次回からは、真湯沢源頭から迂回し北側大斜面へと向かうルートが良さそうである。



今回もPM2.5が下界を覆う。真っ白な雲海なら美しいのだか…。



雪質と体力を考慮し3時間以上かけたが無事登頂。
御宮の参拝を済ませ、滑走準備に取りかかる。



今回は栗駒4番御沢を選択。やはりスキーヤーなら一番急斜面である4番御沢に大きなターン弧を画きたい。



雪質はザラメ。少しフィルムクラストが発生している予感がする。



ドロップイン。



雪のコンディションが上々であり、一昨日よりライディングに安心感がある。



たまに小クラックや縦溝はあるもののライディングに気になる要素ではなかった。



急斜面で4ターンほどし、高速トラバース。



右岸上部のクラック帯に差し掛かる。



減速し、ルートを探す。



クラック越えドロップイン。
一昨日よりもビッグターンを画く。



そして、フィニッシュ。
雪のコンディションが良く、スピードをセーブしなくて良かったこともあり滑走感が最高だった。



いつも思うのだから、滑走中、呼吸数が少ないためか足がつるような感覚がある。無意識のうちに息を止めて滑走していることを実感する。



次回は、栗駒1番大日沢からこのオープンを通してみたい。



西日に照された虚空蔵を後にし、東栗駒を目指す。



東栗駒に到着。



さらに東栗駒大斜面のピークを目指す。



東栗駒大斜面のピーク到着。
ピークから斜面を望むと、そこはやはりビックバーンだった。



ビッグターンを刻むことを決め、ドロップイン。



斜面の凹凸が視野に入るが、さほど気になるものではなかった。



大雪屁群とボトム部を通過しながら確認する。雪質は日影となっているためややクラスト気味である。斜面に問題は無いが、ボトム部に数ヶ所雪屁崩落によるデブリが確認できた。



その後、やや広目の斜面を2ヶ所滑走し、真湯沢に到達。
林間をトラバースし駐車場に到着。
フィニッシュとなる。



栗駒に単独でのアタックであったが、自分にとって栗駒の大自然に一人で挑むことは、波乗りで一人で海にエントリーすることに等しいと感じる。



日頃、スキー場で様々な人たちと滑走することも楽しいが、このように雪山を一人で完結するスキーもまた一興。



自然の様々な表情を見ることもでき、いつもは様々な事を考えて生きている自分が無心になれる。



大自然の中に独り身を置くことによって、人や物や生活等の様々なしがらみやこだわりから開放されるひとときなのかもしれないと思う。



そんな事をふと思った栗駒でのひとときであった。

https://youtu.be/C8lF1v-fu8c

ではまた。

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